新市の将来像を実現するため、各分野ごとに目標を設定します。

	関連産業・研究機関との連携を強化し、日本の資源リサイクルに関する拠点形成を目指します。 複合経営体制などを促進し、”安全・安心・おいしい”農畜産物の産地化を目指します。 適切な管理などを推進し、良質な森林資源を守り育て、秋田杉の需要拡大を目指します。 地域特性を生かす商業の振興を図ります。また地域資源を活用した新産業や新起業の創出をすすめます。 豊富で個性的な観光資源を地域交通網で連結させ「人を集める」観光戦略を展開します。

	市民や地域を中心とした自然環境の保全を推進し、自然を活用した市民交流の機会の創出に努めます。また環境教育や新エネルギーの研究開発もすすめます。 貴重な水資源を長期安定的に確保するため、上水道施設の整備を推進します。 公共下水道の計画的な整備など、地域の実情に合わせた排水処理基盤整備を推進します。 環境負荷の軽減をすすめる循環型社会の形成を目指します。またリサイクルプラザを整備し、資源の有効利用とリサイクルへの啓発活動を推進します。 測定調査の実施や監視体制強化・公害防止協定の締結などをすすめ、環境保全活動を推進します。

	一人ひとりの健康状態に応じた、健康づくりを支援します。また地域格差のない医療体制を整備し、高度な医療にも対応するため広域的な体制の連携強化を図ります。 子どもを産み育てやすい環境づくりと安心できる介護保健の整備を推進します。また福祉意識の醸成を図り、市民の「心のバリアフリー」をすすめます。 家庭での学習支援を強化し、教育環境を充実させ、心身の発達と豊かな人間性を培う幼児教育をすすめます。 体験型教育を活用し、「生きる力」を育む教育を実践します。また施設の統合を含め、適切な教育環境の整備をすすめます。 公民館活動を中心に、生涯学習の環境づくりに努め、地域における指導者の養成、市民による地域づくりにつなげます。 市民の芸術文化活動を支援する環境づくりをすすめます。また歴史伝統を後世に継承するため、資料の収集・保存などに努めます。 市民が身近で気軽に活動できるよう、施設の有効活用、指導者の確保など、活動のきっかけづくりに努め、新市にふさわしいイベントの開催などにも取り組みます。 多様な人権学習の機会を創出します。また、男女共同参画社会の実現に向け、立場・性別にとらわれない平等の意識醸成に努めます。 様々な国や地域と活発な交流を行い、心豊かで国際感覚を身に付けた人材育成につなげます。 活動拠点として各地域公民館を整備・拡充します。またデジタルコミュニティ環境が特に重要なことから、高度情報基盤を整備し、市民の情報選択・発信の能力向上を図ります。

	大館能代空港の輸送力増強、事業中の日本海沿岸東北自動車道の整備・全区間開通実現に向けて拠点都市機能の向上を目指します。 幹線道路の整備・改良と生活道路の計画的整備をすすめます。また除排雪の強化とともに融雪・流雪などの施設整備をすすめます。 奥羽線の複線化・ミニ新幹線化、花輪線の東北新幹線との接続改善を働きかけていきます。また、バス路線の確保とルート拡大に努めます。 高度情報ネットワークの基盤整備を国・県とともに推進し、またそれを活用した地域連携をすすめ、地域コミュニティを再生するまちづりを目指します。 計画的な公営住宅の整備を図ります。また、生活環境基盤施設の効率的な整備を推進します。 市民生活の安全を確保するため、市民や地域の協力のもと、災害に強いまちづくりをすすめます。

	施設など環境整備のほかに、市民が積極的に参加した地域自治の組織の仕組みをつくり、地域コミュニティの活性化に結び付けます。 地域活動を支援する環境整備とまちの発展に向けた計画的な基盤整備を行い、合併のスケールメリットを生かし、新市の将来像実現を目指します。

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