令和7年12月定例会行政報告(令和7年11月25日)

 12月定例会に当たり、提出議案の説明に先立ちまして、9月定例会以後の主な事項について、概要を御報告申し上げます。

 1.クマによる被害状況と対応について

 2.総合防災訓練の実施について

 3.常陸大宮市長への表敬訪問について

 4.東京2025デフリンピック応援事業について

 5.農作物の収穫状況について

 6.建築物木材利用促進協定の締結について

 7.スタートアップサミットについて

 8.企業の設備投資について

 9.市長とのトークセッションin渋谷について

 10.トップセールスについて

 11.立石俊樹氏の観光大使就任について

 12.渋谷区・大館市交流事業について

 13.本場大館きりたんぽまつりについて

 14.スポーツ振興賞の受賞について

 15.秋のスポーツイベントについて

 16.大館市景観シンポジウムについて

 17.比内地域コミュニティバスの実証運行について

 18.第35回大館市生涯学習フェスティバルについて

 19.フューチャー・ドクター・セミナーin大館について

1 クマによる被害状況と対応について

 今年は、春先から平年を大きく上回るペースで続いたクマの出没が秋に入ってさらに増加しており、11月20日現在、クマの出没報告は1,277件で、昨年同時期の9.4倍、被害報告は86件で、うち、人身被害が7件と、いずれも過去最多の件数となっております。
 市では、例年10月末までとしている有害駆除の期間を11月末まで延長して対応しており、40基の檻をフル稼働し、過去最多であった令和5年度の221頭を大きく上回る369頭を捕獲しております。
 出没時の対応につきましては、市や警察への通報があった際は、現地確認の上、その付近で広報車や消防車両による警戒と注意喚起の巡回を行っており、状況に応じ、県や警察と連携して爆竹や轟音玉等による追い払いを実施しているほか、市の公式LINEやXで迅速に情報発信しております。
 また、市内全域で出没が相次いでいることから、消防車両による広報も実施しており、11月2日からは消防団にも依頼し、朝夕の通学時間帯に合わせて市内全域で注意を呼びかけて回るなど、対応を強化しております。
 児童生徒の安全確保につきましては、クマよけ鈴の適切な使用方法などの基本的指導を行っているほか、学区内で出没情報があったときは、保護者への緊急メールによる注意喚起と自家用車での送迎の依頼、教職員が一緒に下校するなどの対応をしております。
 なお、送迎のための時間調整など、保護者にかかる負担が大きくなっていることから、児童生徒が午後6時まで校舎内で待機できるように対応したほか、大館商工会議所・大館北秋商工会を通じて、市内事業者に対し、送迎のための従業員の休暇取得等について配慮していただくよう依頼したところです。
 また、県では、各学校にクマよけスプレーを5本ずつ配布したほか、11月5日から25日まで、警備会社に委託して、児童生徒が登下校する時間帯に合わせた学校周辺の巡回を実施しております。
 子どもの遊び場所の確保につきましては、安全に遊べる屋内施設として、ドームパークセンター内の子どもの遊び場や市民交流センター内の木育ひろば、児童館など、無料で利用できる施設について、公式LINEや市ホームページで改めて周知、案内しているところです。
 自衛隊の派遣につきましては、本市では、11月13日から箱罠の運搬やドローンを活用した上空からの監視など、市鳥獣被害対策実施隊員とともに取り組んでいただいております。クマの出没に対応する現場が疲弊する中、防衛省の迅速な御支援、御協力に深く感謝申し上げます。
 9月1日から運用が始まった緊急銃猟制度への対応につきましては、11月11日に対応マニュアルを改訂したところであり、今後、現場で対応に当たる市鳥獣被害対策実施隊や県、警察と合同で訓練を実施するとともに、意見交換を重ねながら、実効性、即応性のある体制を構築してまいります。

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2 総合防災訓練の実施について

 11月16日、外川原河川敷、田代公民館などを会場に実施し、消防団や警察署、能代河川国道事務所、陸上自衛隊、周辺町内会など29団体、約300人が参加しました。
 今回の訓練では、大雨により河川が増水する中で震度6強の直下型地震が発生したことを想定し、現地対策本部の運営、ドローンによる情報収集、土砂災害からの救出救助、負傷者への応急処置、火災防ぎょのほか、避難者の健康確認、要配慮者への支援、福祉避難所への搬送を含む避難所開設運営などの訓練を実施しました。
 今回、新たな取組みとして、訓練地区内の早口小学校と山瀬小学校で、避難訓練と避難所体験を行いました。これは、災害時に学校が避難所となることを踏まえたもので、防災ドローンの見学や段ボールベッドの組立てなどを通じ、児童自らが災害の危険性を理解し、有事の際に安全な行動ができるよう、体験型の防災教育に取り組んだところです。また、県獣医師会北秋田支部の提案を受け、愛犬などのペットを連れた「同行避難」も行いました。
 今年8月、9月の大雨災害など、本県においても自然災害が頻発、大規模化していることから、引き続き、防災意識の醸成と関係機関との連携強化を図り、市民の安全・安心の確保に努めてまいります。

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3 常陸大宮市長への表敬訪問について

 10月22日、友好都市である常陸大宮市の鈴木定幸市長を表敬訪問してまいりました。
 平成27年度に友好都市協定を締結して以降、双方のイベントでのPR活動などに取り組んでいるほか、教育分野では、児童や教員が相互に訪問し、体験学習や研修会を通じて、互いの歴史や文化に対する理解を深めるなど様々な交流を重ねてまいりました。
 また、10月に開催された「本場大館きりたんぽまつり」や、11月3日に常陸大宮市で開催された「ふるさと祭りおおみやふれあい広場」には、大館国際情報学院高校と常陸大宮高校の生徒がそれぞれ参加し、共同で開発したバターサンドクッキーの販売実習を行うなど、交流の輪が広がってきております。
 今回の訪問では、将来を見据えた公共交通の在り方や、人口減少対策への取組みについて意見交換を行うとともに、今後も交流を深めていくことを確認してまいりました。
 この訪問を契機として、教育、文化、観光、産業など幅広い分野での連携を進め、両市の一層の発展と魅力あるまちづくりにつなげてまいります。

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4 東京2025デフリンピック応援事業について

 聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京2025デフリンピック」が11月15日から東京都で開催されたのに合わせ、本市の小学生9人が同日から1泊2日の日程で現地を訪れ、アスリートにエールを送りました。
 これは、心のバリアフリー推進事業の一環として実施したもので、8月に本市で開催したデフバスケットボール体験会の講師陣が率いる男子日本代表チームの試合を観戦したほか、大会運営拠点のデフリンピックスクエアなども見学し、障害への理解を深める貴重な機会となりました。1月には参加児童が現地で感じた思いを共有する場として報告会を開催する予定としております。
 引き続き、先導的共生社会ホストタウンとして、障害の有無に関わらず、誰もが暮らしやすいまちづくりを進めてまいります。

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5 農作物の収穫状況について

 今年は、4月、5月の断続的な降雨による低温や日照不足、6月、7月の高温や渇水、8月、9月の大雨など、栽培期間を通して不安定な天候が続きました。特に、7月の降水量は平年の10分の1以下となったほか、8月と9月には、時間雨量が40ミリメートルを超える大雨に見舞われるなど、多くの農作物が影響を受け、品質の低下や収量の減少が見られました。
 基幹作物の水稲は、高温の影響や穂いもち病が多発したことにより作柄が低下したほか、1等米比率は昨年度に比べ下回ることが見込まれておりますが、市場動向の影響などにより、JAあきた北管内における生産概算金は、あきたこまち60キログラム当たりで昨年より1万円高い3万円となっております。
 アスパラガスについては、春採りの出荷開始は遅れたものの、その後は病害虫を抑えることができたため、平年並みの収量となりました。
 枝豆は、発芽不良や着花・肥大不良により、平年を大きく下回る収量となりました。
 トンブリは、緩慢な生育で推移しましたが、降雨により持ち直し、平年並みの収量となっております。
 ネギは、腐敗病の発生のほか、大雨の影響で収穫を断念したほ場もあったため、収量は平年を下回る見込みです。
 リンゴやナシなどの果樹は、小玉傾向となったほか、害虫やクマによる食害も多く、品質の低下や収量の減少が見られました。なお、ナシの販売額については、取引単価の上昇により昨年を上回っています。

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6 建築物木材利用促進協定の締結について

 市では、三菱地所レジデンス株式会社、北鹿地域林業成長産業化協議会と「大館市産森林認証材等の利用拡大に関する建築物木材利用促進協定」を締結しました。
 これは、本市が加入する一般社団法人日本ウッドデザイン協会において交流のあった三菱地所レジデンス株式会社と意見交換を重ねたところ、本市が進める森林認証林及び森林認証材の需要拡大と、同社が進める森林認証材による型枠トレーサビリティの普及という両者の目指す方向性が一致したことから、その連携を確固たるものにするため、森林認証材の安定供給を担う北鹿地域林業成長産業化協議会を含めて今回の締結に至ったものです。
 協定では、大館市産の森林認証材や木材加工品の建築物への利用促進、木材の安定供給体制の構築とトレーサビリティの確保、地域林業・木材産業の振興や木材利用に関する普及啓発活動などに共同で取り組むこととしております。
 協定の締結を契機に、森林認証材を軸とした新たなサプライチェーンの構築や地域林業と都市開発の好循環モデルを確立し、脱炭素社会の実現と地域林業の持続的発展に向けて取り組んでまいります。

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7 スタートアップサミットについて

 10月11日、タクミアリーナを会場に開催し、50人を超える市民や市内企業関係者にお集まりいただき、本市をフィールドに実証事業を行ったスタートアップ3社から、事業の概要と目的を報告していただきました。
 また、地元企業の経営者や本県出身の有識者のほか、3月のピッチイベントで公民連携パートナーに選定した企業が参加したトークセッションでは、スタートアップが持つ革新力を生かした公民連携の取組みを進め、大館から全国に変革を起こそうといった意見が提起されたところです。
 なお、公民連携パートナー候補の株式会社 Rehab for JAPANが、AIを活用したオンラインリハビリの実証を10月1日から開始しております。地域包括支援センターひないの利用者など、約120人がフレイル予防の新たな手法を体験しており、今後、運動データを分析し、効果や事業化に向けた検証を行ってまいります。
 多くの自治体に共通する社会課題の解決を通じ、市民生活の向上を図りながら、新たな地域産業の育成につながるよう、引き続きスタートアップとの連携に取り組んでまいります。

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8 企業の設備投資について

 地元企業の東光鉄工株式会社が本宮工場で建設を進めていたインフラ鉄構事業部第二工場が、10月1日に操業を開始しました。新工場では、洋上設備の保守作業や荷揚げに欠かせない「ダビットクレーン」の製造など、国家プロジェクトである洋上風力発電に特化した事業を行うもので、投資額は8億2,000万円、3人の新規雇用が図られております。
 同じく、地元企業の株式会社大館製作所が建設を進めていた溶接工場が、10月1日に本操業を開始しました。同社は鉄道信号保安設備や一般産業機械製品を主力製品としており、大型事案への対応や生産性向上を目的に3億8,000万円を投じ、工場棟の建設と溶接ロボットの導入を行っております。
 市では、この2工場に対し、工場等設置促進条例に基づく指定を行いました。引き続き、企業の設備投資を支援し、地域の産業振興と新規雇用の創出に努めてまいります。

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9 市長とのトークセッションin渋谷について

 11月2日、渋谷区内において初開催し、首都圏の大学などに通う本市出身の学生10人と、大館の将来像について意見を交わしました。
 若い世代の声を聞くことで、若者の地元定着や移住・定住に向けたヒントを得ようと実施したもので、当日は、元プロサッカー選手で本市観光大使の百瀬俊介さんにアドバイザーを務めていただき、参加者の本音の引き出しに一役買っていただきました。
 参加者からは「高校までにどれだけ楽しい時間を過ごせたかで地元に残りたいかどうかが変わる」といった声や、中高生が集まる場所や移動手段を充実させて欲しいとの意見がありました。大館や県内に戻ることを希望する人がいる一方で、「大館には遊べる空気感がない」「希望する仕事がない」といった指摘も寄せられました。
 今回の取組みにより、ふるさとキャリア教育などを通じ、高校までの多感な時期に充実した日々を過ごしていただくことの重要性や、従来の企業誘致に加え、IT分野など、若い世代が働きたいと思える職種を増やしていくことの必要性を強く感じたところです。
 今後も、若い世代の声を施策に取り入れながら、地元愛やシビックプライドを育んでいくとともに、学業や夢への挑戦のため大館を離れる方の決断も尊重し、故郷を大切に思い続けていただけるよう、本市出身者との多様な関わりの場を設けてまいります。

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10 トップセールスについて

① イタリア・ローマ
 10月2日から4日までの3日間、イタリアのローマ日本文化会館で開催された「大館曲げわっぱ企画展」においてトップセールスを行ってまいりました。大館曲げわっぱ協同組合からの依頼を受けて実施したもので、有識者とのトークセッションなどを通じ、大館曲げわっぱの魅力を伝えてまいりました。
 また、在イタリア日本国大使館と日本政府観光局ローマ事務所を表敬訪問し、現地の旅行動向やプロモーションの展開方法について意見交換いたしました。イタリア人は日本の伝統文化に関心が高く、高度な製造技術と、400年以上にわたり受け継がれてきたストーリー性を有する大館曲げわっぱが受け入れられる可能性があるとのことで、大使館が進める日本酒の魅力発信事業とも親和性が高いことから、効果的なPRが期待できるとの提案をいただいております。
 訪問の成果を大館曲げわっぱ協同組合をはじめとした関係者と共有し、今後の販路拡大に結びつけてまいります。
② タイ王国
 鈴木知事を団長とする県のトップセールスに合わせ、11月12日から14日までの3日間、本市のプロモーションを行ってまいりました。
 県主催の観光誘客セミナーでは、旅行エージェントや航空会社、現地メディアに対し、本市の食や温泉、秋田犬などの観光資源のプロモーションを行い、高い関心を示していただきました。
 また、本市独自の取組みとして、今年2月に本市での企業向けのインセンティブツアーを企画いただいた現地法人と面談し、タイ国内における観光産業の現状や、新たなツアーの実施に向け、意見を交わしてまいりました。今後、スポーツや地元企業との関係性を深めることで、更なるツアーの呼び込みが可能であると感じたところです。
 さらには、タイ王国パラリンピック委員会のナイヤノブ会長と面談し、パラスポーツを通じた交流をきっかけに、共生社会実現に向けた取組みにつながっていることなどを伝えてまいりました。ナイヤノブ会長からは、来年、名古屋市を中心に開催されるアジアパラ競技大会に合わせ、同国ボッチャチームによる本市への訪問を検討している旨のお話があり、引き続き交流を深めていくことを確認してまいりました。

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11 立石俊樹氏の観光大使就任について

 10月19日、本市出身で俳優の立石俊樹さんを観光大使に任命いたしました。
 観光大使の皆様には、観光資源や地域文化の広報活動や、SNSや各種メディア等を活用した情報発信などをお願いしており、立石さんの就任により観光大使は5人体制となりました。
 立石さんは今年でデビュー10周年を迎え、俳優として舞台やテレビ、音楽活動など幅広く活躍されております。その高い知名度とSNSフォロワー約20万人という発信力を生かし、本市の魅力を多くの方々に伝えていただけるのではないかと思い、観光大使への就任をお願いしたところ、快くお引き受けいただきました。
 任命式は、立石さんがファンとともに秋田犬の里や十和田湖などの名所を巡るツアーの実施に合わせて行い、100人以上のファンが見守る中、立石さんからは「SNS発信を通じて大館市の魅力を届けたい」との言葉をいただいており、大変心強く感じております。

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12 渋谷区・大館市交流事業について

① 渋谷・大館交流の絆事業
 10月10日から12日までの3日間、渋谷区青少年対策地区委員会の御協力のもと、区立小学校の5年生18人が本市を訪れました。
 桂城小学校では、互いの学校の特色などをクイズ形式で学び合うオリエンテーションや、ミニコンサートの鑑賞を楽しみました。本場大館きりたんぽまつりの会場においては、釈迦内小学校の児童とともにひまわり油の販売体験を行うなど、交流を深めました。
 また、森林の役割を学ぶ自然環境教育として、岩神ふれあいの森に3年前に植樹した桜の下刈りの体験も行いました。
② 渋谷区・大館市第8回情報交換会
 11月1日、渋谷区内で開催し、渋谷区からは長谷部区長、一柳区議会議長、忠犬ハチ公銅像維持会の大西副会長、区内のHACHI100パートナー企業など多くの方々に御参加いただきました。
 本市からは、藤原議長をはじめとする皆様に御出席いただき、観光やスポーツ、産業、教育など様々な分野での取組みについて情報交換してまいりました。
③ 渋谷区くみんの広場
 11月1日、2日、代々木公園で行われたイベントに参加してまいりました。ステージ上で行った本市のPRの際には、秋田犬保存会東京都支部の御協力により20頭を超える秋田犬が登壇し、会場を盛り上げました。
 出展ブースでは、製造技術が登録無形民俗文化財に登録された大館のとんぶりや地酒などの特産品を紹介してまいりました。中でも、きりたんぽや比内地鶏の焼き鳥が好評で、たくさんの方にお買い求めいただき、大館の食の持つ力を実感する機会となりました。
④ 忠犬ハチ公生誕祭
 11月8日、秋田犬の里の忠犬ハチ公銅像前において行われました。式典には福原衆議院議員、緑川衆議院議員、渋谷区観光協会の小池理事兼事務局長にも御参列いただいたほか、忠犬ハチ公銅像及び秋田犬群像維持会の会員の皆様をはじめ、多くの方々とハチ公への思いをともにしました。秋田犬の里看板犬・想空も見守る中、南小学校の児童によるハチ公への献花と手紙の朗読が行われました。
 式典に併せて、新たな大館市公認キャラクター「オオダテベビハチ」のお披露目も行いました。これは、渋谷区観光協会公式キャラクター「シブヤラブハチ」の幼少期のキャラクターで、著作権を管理する企業からの提案により、活用が実現したものです。
 忠犬ハチ公による渋谷区との縁をさらに深めるとともに、オオダテベビハチを活用した観光PRに努めてまいります。

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13 本場大館きりたんぽまつりについて

 第53回を迎えた今回は、大館が誇る肉食文化の集大成として「第10回肉の博覧会inおおだて」を同時開催し、10月11日、12日の2日間で、市内外から約8万2,000人にお越しいただきました。開催に伴う経済波及効果は、約4億5,000万円と推計しております。
 会場には110店舗の出店があり、開場から長蛇の列ができるなど大いに賑わいました。実行委員会の皆様をはじめ、関係者の皆様に厚く御礼を申し上げるとともに、今後も、大館の食や観光資源をPRしてまいります。

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14 スポーツ振興賞の受賞について

 公益社団法人日本スポーツ・健康産業推進協会と一般社団法人日本スポーツツーリズム推進機構が主催する第13回スポーツ振興賞において、41団体の応募の中から、本市の「『ボッチャのまち大館』宣言~ボッチャを通じたまちづくり~」が観光庁長官賞を受賞しました。
 スポーツ振興賞は、スポーツを通じた健康づくりを行い、観光や産業の振興、まちづくりに貢献した団体や企業の活動を顕彰するもので、今回の受賞は、ボッチャを通じた共生社会実現への取組みとタイ王国ボッチャチームとの交流を通じたスポーツツーリズムの推進などが評価されたものです。
 これからも、パラスポーツであるボッチャを通じ、障害への理解を深めるとともに、多様性を尊重し、誰もが自分らしく暮らすことができるまちづくりに向けて取り組んでまいります。

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15 秋のスポーツイベントについて

 10月から11月にかけて、タクミアリーナにおいて各種スポーツイベントを開催しました。
 10月19日には、「SOMPOボールゲームフェスタ」を開催し、未就学児や小学生とその保護者ら約120人が、トップアスリートからボールゲームの楽しさや基本的な技術を学ぶなど、スポーツの楽しさや魅力を体験しました。
 10月26日には、身近なスポーツや健康測定などを同時に体験できるイベント「スポーツと健康DAY2025」を開催しました。親子連れを中心に約300人が来場し、スポーツ関連団体や連携企業による健康相談など11のブースを通じて、様々な体験を楽しむ姿が見られました。
 また、11月22日、23日の2日間、ボッチャ交流会「第6回はちくんオープン」を開催しました。タイ王国とのホストタウン交流を記念して創設したイベントで、市内を中心に48チーム、約200人の参加がありました。第1回から交流が続く渋谷カップからの招待チームや、日本代表「火ノ玉ジャパン」の参加もあり、イベントを盛り上げました。
 今後も、市民の健康増進や交流を深めるイベントを通じて、生活の中にスポーツが息づくまちづくりに取り組んでまいります。

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16 大館市景観シンポジウムについて

 11月20日、秋田職業能力開発短期大学校を会場に、90人が、地域一体となった良好な景観の保全・形成に理解を深めました。
 10月1日に策定した景観計画の周知と、景観まちづくりに向けた機運醸成のために開催したもので、当日は、景観まちづくりの取組みを進めている青森県黒石市商工観光部の太田部長と岩手県北上市のいわてNPO-NETサポートの菊池事務局長に御講演いただくとともに、パネルディスカッションでは、大館・北秋田建築士会の松橋会長をパネリストに加え、「未来へ繋ぐ景観まちづくり~ふるさとの風景をこの先も~」をテーマに、多様な取組みの事例を御紹介いただきながら、熱心な意見交換が行われました。
 コーディネーターを務めていただいた弘前大学の北原特任教授からは、自分たちの原体験が景観を守り育てることにつながることや、今後、景観行政を進めていく上で、景観教育と庁内連携が重要だとまとめていただきました。
 今後、景観まちづくりに対する市民の意識を醸成しながら、魅力的な景観や地域の誇りを後世へ継承できるよう努めてまいります。

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17 比内地域コミュニティバスの実証運行について

 10月1日から、比内の各地区を3台の中型バスが回り、比内総合支所で幹線バスに乗り換えて市中心部へ向かう実証運行を開始しました。
 地域の公共交通を取り巻く環境は、人口減少に伴う利用者の減少やドライバー不足、燃料費の高騰などにより厳しさを増す一方、今後、高齢化により免許返納者が増加し、一定の需要が見込まれることから、公共交通の維持が課題となっております。このため、令和5年には田代地域のバス路線を再編したところであり、比内地域においても、今年10月1日に路線を再編した上で、コミュニティバスの実証運行を始めたものです。
 バスの愛称については、比内地域の児童生徒の皆さんから公募した結果、比内支援学校小学部5年の成田晃悠さんが考案した「ほほえみひない号」に決定いたしました。
 実証運行を通じた利用状況や利用者の意見を踏まえ、来年10月からの本格運行に向けた準備を進めるとともに、路線バスの利用促進を図りながら、持続可能な公共交通サービスの提供に取り組んでまいります。

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18 第35回大館市生涯学習フェスティバルについて

 9月から10月にかけて、中央公民館やほくしか鹿鳴ホールなど、12会場で様々なイベントが行われ、延べ9,000人を超える方々に御来場いただきました。
 メイン開催日の9月27日、28日には、主会場の中央公民館において、児童生徒の作品展示や、体の水分量や筋肉量などを測定するInBodyの体験会などが行われ、多くの親子連れでにぎわいました。また、「みんなの木育ひろば」では、高校生ボランティアと木育インストラクターも参加し、子どもたちに木のおもちゃの魅力に触れていただきました。
 大学や社会教育施設でも共催事業が行われ、秋田職業能力開発短期大学校では、AR(拡張現実)や3DCADを体験する公開講座が、市民交流センターでは、お茶会や手芸作品のフリーマーケットなどが開催されました。
 今後も、様々な活動やイベントを通じ、市民が交流する場を創出するとともに、市民の生涯学習の推進に努めてまいります。

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19 フューチャー・ドクター・セミナーin大館について

 11月15日、総合病院を会場に、弘前大学大学院医学研究科内に設置された大館・北秋田地域医療推進学講座と大館市立総合病院の主催で開催されました。
 本セミナーは、医療職への理解を深めていただくとともに、将来の地域医療の担い手確保に結びつけたいとの思いから行われたもので、大館市や秋田市などから、医師を目指す高校生37人が参加しました。
 弘前大学の医師18人と、総合病院の医師及び看護師ら15人が指導に当たり、最新の内視鏡治療の説明や内視鏡検査の体験、実際の手術で使用している超音波メスを用いた模擬手術体験などを通じ、医師の仕事や役割を学んでいただきました。
 引き続き、弘前大学医学部や秋田県など関係機関との連携を深めながら、秋田県の医療の中核を担う自治体病院として、将来の地域医療を支える人材の育成に取り組んでまいります。

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