⼤葛⾦⼭墓地︓おおくぞきんざんぼち

大葛金山墓地の写真

所在地
 秋田県大館市比内町大葛字寺の沢金山125
 県道比内大葛鹿角線を鹿角方面に向かう途中の大葛金山地区にあります。

内容
 金山墓地のある大葛金山地区は、奈良の東大寺、京都の金閣寺へも献納したと言い伝えがあり、中世~近世にかけて豊富な金の産出量を誇りましたが、昭和50年に鉱山が閉山したため現在は閑散としています。
 墓地の成立は江戸時代中期で、墓石数は320基、面積は2,000平方メートルあり、その当時、金の採掘に従事した労働者とその家族が眠る墓です。
 特徴としては、一般墓地には見られない鉱山社会特有の「友子(ともこ)」の墓石が数多くあります。「友子制度」は鉱夫の間に組織された自衛的相互扶助制度で、作業技術の指導や生活上の相互扶助を行ったものです。
 友子の墓石には、「親分」「子分」「舎弟」などと書かれたものがあります。

 

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