骨粗しょう症による二次骨折を防ぐための受診勧奨を実施
高齢者の骨折は、QOL(生活の質)やADL(日常生活動作)の低下、死亡率の上昇を引き起こすなど生活に及ぼす影響が大きいと言われています。
このたび、骨粗しょう症による二次骨折(骨折の既往のある人が再び骨折すること)を予防するために受診勧奨を行いました。
実施対象
後期高齢者医療被保険者で、過去5年間に「背骨(椎体・腰椎)」または「大腿骨」の骨折の既往があり、骨粗しょう症の治療を受けていない(または中断した)かた
実施内容
骨粗しょう症の適切な検査と治療を受けられるように、再骨折の危険性を伝えるリーフレットと受診可能な医療機関の一覧を送付し、受診を勧奨
通知発送日
○1回目:令和4年10月
○2回目:令和5年 1月
受診勧奨の実施結果
- 23.3%が医療機関を受診し、勧奨通知の発送によって骨粗しょう症の受診を促すことができた。
- 男女ともに対象者数が最も多い、80~84歳で3割近い受診率となった。
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実施報告書[PDF:714KB]