山村活性化支援交付金事業

山村活性化支援交付金事業について

　農林水産業やその基盤となる農山漁村の振興を図ることを目的とした国の事業です。山村には豊かな地域資源が潜在しており、それらを活用して所得や雇用の増大を図る次の取り組みに対し支援をするものです。

　　（1）地場の農林水産物やその加工品など山村の魅力ある地域資源の賦存状況利用形態等の調査

　　（2）地域資源を地域ぐるみで活用するための合意形成、組織づくり、技術研修などの人材育成

　　（3）特色ある地域資源の消費拡大、販売促進、付加価値の向上等を図る取り組みの試行実践

　　　　 ※交付金事業は、山村振興法に基づき指定された振興山村地域が対象です。

交付金を活用した取り組み

【十二所・長木地区山村活性化協議会】

　山村活性化支援交付金の活用により、平成２８年度から平成３０年度まで、十二所・長木地区山村活性化協議会が山菜や薬草の活用方法を検証し商品化の取り組みを行いました。

・平成２８年度

　薬膳料理講習会の開催、薬草栽培地の視察、耕作放棄地の整備作業と山菜の試験栽培

 

・平成２９年度

　薬膳・山菜料理講習会の開催、薬膳・山菜料理の試食検証、商品ラベルの製作、山菜の分布状況調査、山菜の試験栽培

・平成３０年度

　レシピの試食検証、商品ラベル等の製作、東京都内のレストランやアンテナショップでの活動、ウェブを活用した情報発信の仕組みづくり、製造工程や衛生管理の講習会、山菜の試験栽培

【山瀬地区山村活性化協議会】

　令和３年度より山瀬地区山村活性化協議会が、地域特有の資源である山菜や山野草の活用方法を検証し、山村振興地域内の雇用の確保や地域経済の活性化を図り、持続可能で活力ある地域づくりに資する取り組みをしました。

・令和３年度

　山菜や山野草の賦存状況調査の実施、ラズベリー実証圃の整備、山菜の水耕栽培講習会、新商品開発

・令和４年度

　賦存状況調査の継続、ラズベリーの生育調査、加工品の開発及び改良、地域資源を活用した収穫体験の実施

平成３０年度事業実施評価の公表

　農山漁村振興交付金実施要領（平成29年3月31日付け農振第2284号農林水産省農村振興局長通知）別紙3の第7の1の規定に基づき、事業の評価を実施しましたので、その結果を公表します。

　○平成３０年度事業実施評価　[PDF：165KB]

令和４年度事業実施評価の公表

　農山漁村振興交付金実施要領（令和3年4月1日付け2農振第2698号農林水産省農村振興局長通知）第9の1の規定に基づき、事業の評価を実施しましたので、その結果を公表します。

　〇令和４年度事業実施評価　　[PDF：440KB]