地域再生計画とは、地域再生法(平成17年法律第24号)に基づき、地域経済の活性化、地域雇用の創造を実現することを目的とし、地方公共団体が地域の特性を踏まえつつ、地域活性化の構想を具体化するために策定する計画です。
大館市では林業・木材産業の振興を図るとともに、併せて災害時における孤立地区の解消や狭隘路線の解消など生活環境を改善するため、「自然環境と都市機能が融合した北東北の拠点都市」の再生計画を策定し、内閣府の認定を平成19年3月30日に受けました。
地域再生法により国から交付される道整備交付金によって、林道3路線、市道7路線の整備を実施することとし、地域再生計画の事業期間が終了したので、数値目標に照らし状況を調査・評価し公表します。
大館市地域再生計画の概要
地域再生計画の名称
地域の多彩な魅力で創造し、自然環境と都市機能が融合した北東北の拠点都市“おおだて”
地域再生計画の作成主体の名称
秋田県、大館市
地域再生計画の区域
大館市全域
地域再生計画の期間
平成19年度から平成25年度まで
地域再生計画の概要
林道及び市道の効率的な整備により林業・木材産業の振興を図るとともに、併せて災害時における孤立地区の解消や狭隘路線の解消など生活環境の改善を図る。また、国道、県道、市道及び林道の環状化により、住民交流の促進や地域経済の活性化、更には観光拠点を形成し、地域の再生を図る。
事業概要は林道3路線の開設と狭隘市道7路線の改良を平成19年度から平成25年度までの計画でしたが、林道山新線のアクセス道の災害復旧に不測の日数を要したため、平成25年度予算を繰越、平成26年度末まで終期が延びました。
地域再生計画の目標
目標1 林業の振興と地域産業の改善
〇初回間伐実施面積6.2%増加
初回間伐面積773.58ha 821.58haに増加
〇地域材入荷量20.0%増加
地域材入荷量106千㎥ 128千㎥に増加
目標2 災害時における松原地区の孤立状態の解消
〇松原地区~清水川地区間の脱出・救援経路の確保
目標3 安全、安心な生活環境の改善>
〇救急車両等到達時間5分短縮
〇消防車両等の通行確保
目標4 田代岳入林者及び市内宿泊者の2.5%、4,700人の増加
〇187,827人 192,527人