イノシシの情報

イノシシの目撃情報

 イノシシの目撃情報マップを公開しています。

○大館市ホームページ

令和5年度 マップ [Googleマップリンク]

令和4年度 マップ [Googleマップリンク]

令和3年度 マップ [Googleマップリンク]

令和2年度 マップ [Googleマップリンク]

○秋田県ホームページ「美の国秋田ネット」

自然保護課【イノシシの目撃情報】 

イノシシを知ろう

●生態

・本来は日中に行動する動物(昼行性)ですが、臆病な性格でとても警戒心が強く、人を避けて行動するため、人の目には夜行性のように映ります。人と接することのない地域や、人に慣れて警戒心が低下したイノシシは、堂々と日中に行動するようになります。

・寿命は約10年です。

・生後4カ月頃まで背中にしま模様が見られ「ウリ坊」と呼ばれます。

・1歳半程度で成獣になり、繫殖可能になります。

・オスは鋭い牙が特徴で、成獣になると基本的に単独行動をします。

・メスはオスより一回り小さく、メス同士や子供と群れで行動することが多いです。

・行動範囲は2~3kmで、縄張り意識は低いです。

・出産は基本的に年1回ですが、出産や子育てに失敗した場合、秋に再び出産することがあります。

●食性

・自然の物ではクリ、ドングリ、タケノコ、ユリネ、昆虫、ミミズ、サワガニ、ネズミ、ヘビ、カエルなどを好みます。

・農作物ではイネ、ジャガイモ、トウモロコシ、カボチャ、サツマイモ、サトイモ、豆類、スイカなどを好みます。

●能力

・危険を回避するために1mの高さを跳び越えることもあります。

・犬並か、それ以上の嗅覚を持つと言われています。

・鼻で70kgの石などを動かすことができます。

・急斜面も簡単に登り降りします。

・泳ぐことができます。

・平成30年にはイノシシの体当たりによる死亡事故が2件発生しました。パニックになり興奮したイノシシは猛烈な勢いで突き進み衝突の威力も大きいため、人とぶつかった場合重傷化の可能性が非常に高いです。

イノシシによる農作物被害対策について

●防護柵の設置が第一

 イノシシは縄張り意識が低いため、一度でも侵入された農地には、次々と何頭かのイノシシが現れて被害が拡大します。トタン、ネット、金網を使った柵や電気柵などの防護柵を設置するのが効果的です。柵に体当たりすることもありますので、十分な強度を持った柵にしましょう。

●草刈りによって隠れ場所をなくす(緩衝帯整備)

 イノシシは警戒心が強い動物です。草刈りで田畑の周囲の見通しを良くし、隠れ場所をできるだけなくすことが重要です。

●餌になるようなものを放置しない

 田畑内や周囲に農作物の残渣や廃棄果樹を放置すると、イノシシを誘引することになります。

●活発に動く人の姿が最も効果的

 イノシシが最も恐れるのは人間です。田畑で活発に動く人間の姿を見せることが最も防除効果の高い方法です。