ツキノワグマ誘引樹木伐採事業費補助金
ツキノワグマによる人身事故を防止するため、住宅地周辺にあるクリ・カキ等の誘引樹木を伐採する場合、その経費の一部を補助します。7月1日から申し込みを受け付けていますので、ご相談はお早めにお願いします。
対象者
次のいずれにも該当する者
(1)樹木を所有または所有者から同意を得て管理する個人もしくは団体
(2)令和6年4月1日以降に誘引樹木を伐採した者
※補助金の交付を受けようとする者と樹木の所有者が異なる場合は、樹木の所有者から同意を得てください
対象木
(1)クリ
(2)カキ
(3)その他市長が伐採を必要と認める誘引樹木
※樹木の根元から伐採することが条件です
対象範囲
(1)住宅地周辺
(2)通学路等、日常的に利用される道路の沿線上
対象経費
業者へ支払う樹木伐採の費用(消費税抜き)
※搬出・処分費、自力施工は補助対象となりません
補助金の額
(1)補助対象経費の3分の2の金額(千円未満切り捨て)
(2)上限額:5万円(3本以上の場合:7万円)
申請方法
事前申込
次の書類を林政課森林整備係へ提出してください。
(1)ツキノワグマ誘引樹木伐採事業実施事前申込申請書(様式第1号) [PDF:7KB]
(2)事業計画書 [PDF:7KB]
(3)位置図
(4)全景及び樹木の本数がわかる写真(既に伐採済みであれば、全景及び切株の本数がわかる写真)
(5)樹木の所有者の伐採に関する同意書 [PDF:7KB]
(6)樹木伐採に関する見積書の写し(既に伐採済みであれば、領収書の写しと作業内容のわかる明細書)
交付申請及び実績報告
次の書類を林政課森林整備係へ提出してください。
(1)ツキノワグマ誘引樹木伐採事業費補助金交付申請兼実績報告書(様式第2号) [PDF:7KB]
(2)収支報告書 [PDF:7KB]
(3)樹木伐採に要した費用の領収書の写し(既に伐採済みであれば、領収書の写しと作業内容のわかる明細書)
(4)伐採後の全景及び樹木の切株で本数がわかる写真
ツキノワグマ等情報マップシステム「クマダス」の運用が始まりました
令和6年7月1日から、秋田県により「クマダス」の運用が開始されました。
地図による分かりやすいクマの目撃情報をいち早く受信でき、目撃情報の投稿も可能となったシステムです。
被害防止のため、ぜひ登録してシステムを有効活用してください。
「ツキノワグマ出没に関する警報」の発令期間が延長されました
秋田県では、クマによる複数の人身事故が発生したことから「ツキノワグマ出没に関する警報」を発令しています。
令和6年度は春から山菜採りや渓流釣りでの人身事故が相次いでいます。また、以下の地域では、人が集めた山菜を奪う・積極的に人を襲うなど、危険性の高いクマによる人身事故が発生していることから、入山を禁止しています。
非常に危険ですので、入山禁止地域には絶対に立ち入らないでください。
・小坂町樹海ライン(県道2号線)沿い
・鹿角市十和田大平地区
・鹿角市十和田高原地区
・鹿角市八幡平地区
・仙北市玉川地区
クマと「出会わない」「引き寄せない」ことを心がけ、事故を防止するための対策をお願いします。
警報の期間
現行: 4月18日(木) ~ 8月31日(土)
延長: 4月18日(木) ~ 10月31日(木)
警報の区域
県内全域
事故を防止するための主な対策
クマ被害の防止方法をご確認ください。
クマの目撃情報
クマの目撃情報マップを公開しています。
googleマップ
大館市ツイッター
秋田県ホームページ「美の国秋田ネット」
クマ被害の防止方法
山菜採りや登山、レジャーなど山や野外で活動するときは、クマによる被害を防止するため、クマと出会わない、引き寄せない方法を心掛けることが重要です。
・山や野外での活動では、あらかじめクマの出没情報を確認して、必ず2人以上で行動し、単独行動は慎みましょう
・鈴や笛、ラジオなどを身につけ、周りに音を出しながら行動しましょう
・子グマを見かけたら、そばには必ず親グマがいると考え、決して近寄らないでください
・もしクマに出会ってしまったら、あわてずゆっくり後ろに下がり、静かにその場から立ち去りましょう
・クマの足跡やフンなどを見つけた場合は、その先には進まずに引き返しましょう
・クマを引き寄せる原因になる生ごみや残飯、廃棄果樹などは山や野外に捨てたり、放置したりしないでください
農作業中の留意事項
・早朝や夕方は、クマの行動が活発化することから、特に警戒が必要です。
・農地近隣で目撃情報がある場合は、できるだけ早朝や夕方の作業を控えてください。
・農作業中は、クマ除けの鈴やラジオなど音の出るものを常に携帯したり、蚊取り線香、クマ除けスプレーなどの臭いを発して、人間が近くにいることを知らせてください。
・車などで移動する場合は、停車時にクラクションを鳴らして警戒することも有効です。
・もし、農作業中に食害の跡や足跡などを発見した場合には、直ちに農作業を中止し、林政課や警察へ届け出てください。
農地の被害防止対策
・収穫物は、速やかに農地から搬出し、廃棄物は放置しないなど、餌となる誘引物をできるだけ農地から除去する。
・農地周辺の茂みはクマの出没を促すため、草刈や雑木を伐採して緩衝帯を設ける。
・電気柵を設置し野生動物の侵入を防ぐ。
市内におけるクマの目撃情報件数
令和5年11月末:591件
令和4年11月末:94件
令和3年11月末:117件
令和2年11月末:95件
令和元年11月末:117件
平成30年11月末:152件
平成29年11月末:312件