「ツキノワグマ出没に関する警報」が発令されました
秋田県では、クマによる複数の人身事故が発生したことから「ツキノワグマ出没に関する警報」を発令しました。
クマと「出会わない」「引き寄せない」ことを心がけ、事故を防止するための対策をお願いします。
警報の期間
令和5年5月11日(木) ~ 令和5年6月30日(金)
警報の区域
県内全域
事故を防止するための主な対策
クマ被害の防止方法をご確認ください。
クマの目撃情報
クマの目撃情報マップを公開しています。
googleマップ
大館市ツイッター
秋田県ホームページ「美の国秋田ネット」
クマ被害の防止方法
山菜採りや登山、レジャーなど山や野外で活動するときは、クマによる被害を防止するため、クマと出会わない、引き寄せない方法を心掛けることが重要です。
・山や野外での活動では、あらかじめクマの出没情報を確認して、必ず2人以上で行動し、単独行動は慎みましょう
・鈴や笛、ラジオなどを身につけ、周りに音を出しながら行動しましょう
・子グマを見かけたら、そばには必ず親グマがいると考え、決して近寄らないでください
・もしクマに出会ってしまったら、あわてずゆっくり後ろに下がり、静かにその場から立ち去りましょう
・クマの足跡やフンなどを見つけた場合は、その先には進まずに引き返しましょう
・クマを引き寄せる原因になる生ごみや残飯、廃棄果樹などは山や野外に捨てたり、放置したりしないでください
農作業中の留意事項
・早朝や夕方は、クマの行動が活発化することから、特に警戒が必要です。
・農地近隣で目撃情報がある場合は、できるだけ早朝や夕方の作業を控えてください。
・農作業中は、クマ除けの鈴やラジオなど音の出るものを常に携帯したり、蚊取り線香、クマ除けスプレーなどの臭いを発して、人間が近くにいることを知らせてください。
・車などで移動する場合は、停車時にクラクションを鳴らして警戒することも有効です。
・もし、農作業中に食害の跡や足跡などを発見した場合には、直ちに農作業を中止し、林政課や警察へ届け出てください。
農地の被害防止対策
・収穫物は、速やかに農地から搬出し、廃棄物は放置しないなど、餌となる誘引物をできるだけ農地から除去する。
・農地周辺の茂みはクマの出没を促すため、草刈や雑木を伐採して緩衝帯を設ける。
・電気柵を設置し野生動物の侵入を防ぐ。
市内におけるクマの目撃情報件数
令和4年11月末:94件
令和3年11月末:117件
令和2年11月末:95件
令和元年11月末:117件
平成30年11月末:152件
平成29年11月末:312件