このページでは、ずっと大館に住まわれているかた、大館に戻って来られたかた、新しく大館に来られたかたなど、いろいろな“おおだて暮らし”をしているかたを紹介します。
管理人である地域おこし協力隊と様々なみなさんとのお話を紹介することで、少しでも大館を身近に感じてもらえればと思います。
第三回目は移住者の方の紹介です!
薬局で働く傍ら、デザイナーとしても活躍されている三浦梨恵子さんにお話を伺いました!
市で作成した移住ガイドブックやきりたんぽまつりのポスターなど、様々なデザインを手掛けています。
■簡単なご紹介
お名前:三浦梨恵子(みうら りえこ)さん
出身地:北海道釧路市
お仕事:薬局勤務&グラフィックデザイナー
ー三浦さん、今日はよろしくお願いします!
よろしくお願いします。
ーさっそくですが、大館に来たきっかけを教えてください!
付き合っていた旦那さんが大館の人で、東京と大館で3年ほど遠距離恋愛をしていましたが、結婚を機に大館に来ました。
結婚前から何度か遊びに来ていましたが、はじめてきたときに大館がハチ公の故郷だったことを知ってびっくりしたのを覚えています。あとは食べ物がおいしいな~と思いました。
ー食べ物についてはまったく同意見です!(笑)
実際大館に住んでみて、他に感じたことはありますか?
大館に住んでからはひとや地域のお祭りなどにも魅力を感じるようになりました。
実際に住む前と後で大館に対するイメージや感覚が変わりました。
ー確かに魅力的な方がいっぱいです!
「ひと」といえば、きりたんぽまつり実行委員会を通じていろいろな方にお会いする機会が多そうですね。
はい、大館に来て2年目のときに旦那の勧めで実行委員会に入りました。初めてきりたんぽまつりを見たときに、すごく大きなイベントだなと感動しました。そのときに、東京で働いていた時のデザインの経験を活かして私も参加できたらいいなと思って。
ーそこできりたんぽまつりのポスターのデザインを手掛けたんですね。
三浦さんが手がけた作品の数々。
またこれからも、いろいろとデザインのお仕事が忙しくなりそうですか?
そうですね、今は商工会議所の塚田さん(リンク先参照)とふるさと納税のお仕事をさせてもらっています。
それこそ去年(2015年)の8月に塚田さんの勧めでデザイン業の開業届を出させてもらって。
それから少しずついろいろなお仕事が増えてきたのでうれしいです。
ーここにも「ひと」のつながりがあるんですね~。
今薬局のお仕事とデザイン業と、さらに家のこともあるでしょうがそのあたりのバランスはどうでしょうか。
時間的には大体同じくらいのバランスでやっています。薬局とデザインの仕事も忙しいですが、家のことは旦那さんが家事を手伝ってくれているので助かっています。
ー素敵な旦那さんですね!
はい(笑)優しいですし、なにより私がやりたいことを後押ししてくれます。
周りの人に私を紹介してくれたり、旦那さん自身も町づくりに積極的な方なので良かったです。
ーこちらに来た後のこともいろいろとサポートしてくれているんですね。
移住への重要なヒントとなるお話が聞けました!
お祭りでの旦那さんとの一コマ。
ところで最近曲げわっぱ愛がすごいんです(笑) 段々と「良い物だな」っていう気持ちが強くなりました。
最近北海道の友達の結婚祝いに曲げわっぱを送ったんです。なんだか大館っぽくていいなって。
他にも比内地鶏を送ったり、大館のものを他の地域に送っている自分がなんだか楽しくて。
まだ大館に来て3年半ですがどんどん大館の人になってるなあって感じます。
昨年は神明社の例祭にも参加して、大館に染まったなと思いました。(笑)
愛用の曲げわっぱ用品。
ーすごく素敵なお話ありがとうございます!まさに大館人ですね(笑)
それでは最後に、これから大館に来る方にお伝えしたいことはありますか?
最初は大館で暮らすことがこんなに充実すると思っていなかったです。
地域のためになることがこんなにやりがいになるんだなって自分でもびっくりしています。昔は仕事が休みになればどこか遊びにいこうとという感じで、自分の住んでいる場所に無頓着だった気がします。
だけど、地方は若い人が少ないからこそ、ひとりひとりが頑張らないといけないし。その分やりたいことができるチャンスが巡ってきます。
移住を考えているかたにも、自分次第で良い環境が作れるのではないかと思います。
ー三浦さん、お忙しいところどうもありがとうございました!!
次回もいろいろな方々にお話を伺っていこうと思います!