現在JavaScriptが無効になっています。 全ての機能をご利用いただくには、JavaScriptの設定を有効にしてください。 珠洲焼四耳壺 読み上げる 分類:考古 区分:中近世 細分:土器 作成者 説明 遺跡名:長森 この壺はほかの2点の壺とともに、花岡町字長森地内の水田中から偶然発見されました。 これらは、能登半島珠洲を窯元とする「珠洲焼」で、日本海交易で能代を経由し米代川を遡ってもたらされたものと考えられます。 この壺は肩部に横位の把手を付ける四耳壺(しじこ)です。口径11㎝、器高25㎝。珠洲陶器編年で13世紀初頭に位置づけられます。 なお、能代市二ツ井町にあるエヒバチ長根窯跡でも同様の製品が生産されており、県内産の可能性もあります。 大館市指定文化財(平成4年6月15日指定)。