文化財マップ

大館市の文化財

私たちのふるさと「大館市」は、豊かな水と土地に恵まれています。
東から西に流れる米代川に、北東から長木川と下内川、南からは引欠川と犀川、西部では山田川と岩瀬川、早口川が合流し、その流域には水利を生かした営みの足跡がいたるところに残されています。
それらの痕跡は旧石器時代に始まり、現代に至るまで、それぞれの土地に生まれた先人たちが集落を形成し、より良い生活を求めて努力を重ね、その結果として道標、石碑、祠、記念物など、たくさんの文化遺産(文化財)が残され、大切に保護、継承されて、現在の私たちに託されています。
大館郷土博物館では、2011(平成23)~2012(平成24)年度の2年間にわたって、市内全域の道標、石碑、祠(ほこら)、記念物などの文化遺産(文化財)2348件を調査し、主要なものを大館市文化財マップにまとめました。

大館市文化財マップには、調査した文化財の中から代表的なものを、

  1. 大館編(256カ所)
  2. 比内編(224カ所)
  3. 田代編(145カ所)

として掲載しています。

この文化財マップを活用することで、身近なところで大切に守り伝えられてきた文化財を再発見し、先人からのメッセージを感じることができるかもしれません。それは同時に、自分の住む地域を見つめ直し、ふるさとに誇りを持つことにつながるのではないでしょうか。
おじいちゃんやおばあちゃんが先祖から受け継いだものをお孫さんに伝えるように、広い世代でこのマップを活用いただき、文化財保護への理解と関心を深めていただければ幸いです。
なお、大館市文化財マップ(A1判)は、市内の図書館や公民館で閲覧できるほか、下記からダウンロードすることができます。

大館市の指定文化財について

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