十二所城は元和元年(1615)十二所城代となった塩谷伯耆義綱が築城したもので本郭、東郭(十二天神社在所)南郭 南東郭及び西側台地(主だった家臣住居)寄り成り、各郭の周囲にはすべて水堀又は空堀がめぐらされ堅固な構えを備えていた。しかし幕府の一国一城の令により元和六年堀はほとんど埋められ城館は居館に改築され再来館と称せられた。現在は各郭の地形はほぼ原形を保っているものの堀は本郭の西側の空堀跡によって僅かに旧態をしのび得るのみである。
平成五十七年 十二所史跡保存顕彰会 昭和五十七年十一月三日建立
地区 | 大館地区 |
---|---|
種別 | 記念碑 |
所在地 | 大館市十二所 |
備考 | 調査日:2011.12.1 建立年:昭和57年(1982) 建立者:十二所史跡保存顕彰会 場所 :十二所中心部 南高台 神明社裏 北西方向 |