独鈷 大日神社

独鈷 大日神社画像2

<由緒>
 大日神社は元は金剛山大日堂と称ばれ、縁起書によれば第26代継体天皇(485年頃)の勅旨によって創建され、神亀2年(725)再建されたとあり、本尊の大日毘廬庶那仏を始め、脇士の文珠菩薩、普賢菩薩などは僧行基の作と伝えられる。堂宇も初めは九間四面の御堂であったが壊廃し長禄4年(1460)8月禁裡支配取立役藤原信継が再建した。その後浅利氏の氏神となったが、大永2年(1522)南部氏との戦いに堂宇が破壊され、大永6年(1526)浅利則頼によって五間四面の堂が再建された。浅利氏滅亡の後約80年十二所の塩谷民部少輔重綱が現在の堂(現拝殿)を再建した。浅利氏がこの地に来たときは既に祀られておるので、それからでも450年のを経ており、現拝殿は相違なく350年の年月を経ている。

地区 比内地区
種別 神社
所在地 大館市比内町独鈷字大日堂前
備考 調査日:2011.7.21
建立年:不明
建立者:不明
場所:独鈷集落東
祭神:大日霊貴命、豊玉彦命、倉稲魂命、金山彦命、応神天皇、猿田彦命
例祭:旧5月28日