桜町・池内道下周辺で二ホンザリガニを目撃したことはありませんか?

ニホンザリガニの目撃情報(桜町・池内道下)をお寄せください

大館市にはニホンザリガニが生息しており、その南限に当たる生息地は、昭和9年(1934)に国の天然記念物に指定され80年が経過しています。昭和の中ごろ、生息地周辺の環境が大きく変わり、近年は確認情報が少なくなっている状況です。  2012年に実施した調査では、市内3カ所で254匹のニホンザリガニの生息を確認しましたが、天然記念物の指定地内(桜町・池内道下の一部区域)では確認することができませんでした。

この状況を踏まえて、今年度は、大学教授等で構成される「天然記念物ザリガニ生息地緊急調査委員会」を設立し、調査を本格化させることになりました。

委員会の指示を受け、今秋は指定地周辺を高度の専門知識を有する専門業者が現地調査することになっています。指定地周辺にお住まいの皆さま、どうか、ご協力をお願いいたします。

また、近年の生息情報等をお持ちのかたがいらっしゃいましたら、大館郷土博物館までお寄せくださいますようお願いします。不明な点は、お気軽にお問い合わせください。

ニホンザリガニの特徴

ニホンザリガニは、赤褐色か黒褐色のずんぐりとしたザリガニで、体が赤くスマートなアメリカザリガニよりやや小型です。体長は40~60mm、まれに70mmを越えます。ニホンザリガニの生息環境は水深が浅い小河川や湧水の近くで、低い水温が年間に渡って維持される必要があります。富栄養化した池沼などの止水域を生息域とするアメリカザリガニの生息環境とは重複しないとされています。

情報提供先

大館郷土博物館ザリガニ調査チーム(大館市釈迦内字獅子ヶ森1番地)
電話:48-2119
FAX:48-2512
メール:kyodokn@city.odate.lg.jp
随時受け付けています。