乳幼児および小・中学生が心身ともに健康で明るい家庭環境ですこやかに成長できるように、福祉施策の一環として、医療費の自己負担分の一部を助成しています。
※平成28年8月1日から、助成対象を中学生まで拡大しました。
対象となるかた
0歳から中学生まで(中学校修了年度の3月31日まで)の児童
所得制限
父または母の所得が所得基準額を超えるときは福祉医療制度の対象となりません。
所得とは、合計所得金額から社会保険料控除相当額8万円およびその他所得控除(雑損控除、医療費控除、小規模企業共済掛金控除、配偶者特別控除、障害者控除および特別障害者控除、寡婦・寡夫控除、勤労学生控除、肉用牛売却所得の課税特例による免税)を差し引いた額をいいます。
所得基準額は扶養親族などの数によって変わります。
「扶養親族等の数」に対する「所得基準額」
- 0人 ・・・ 4,600,000円
- 1人 ・・・ 4,980,000円
- 2人 ・・・ 5,360,000円
- 3人 ・・・ 5,740,000円
- 4人 ・・・ 6,120,000円
- 5人 ・・・ 6,500,000円
※扶養親族のうち、70歳以上1人につき10万円、16歳以上23歳未満1人につき15万円を所得基準額に加算します。
※0歳、1歳、2歳児は所得制限がありません。ただし、この制度は秋田県の補助金を受けて運営していますので、この補助金対象者を把握するため、所得の確認をさせていただきます。
※満3歳以降は所得制限があります。所得制限により受給できない場合でも、入院時のみ福祉医療が受けられます。その際は改めて申請をお願いします。
助成内容
「1歳から中学校卒業までの児童」
半額自己負担、半額助成
ただし、自己負担額は医療機関ごとに1ヶ月1,000円を限度とします。(注)
「0歳児」もしくは「市区町村民税の所得割非課税世帯の児童」
全額助成
(注)1ヶ月1,000円の計算方法
- 月の初日から末日までを1ヶ月とします。
- 同じ医療機関ごとに計算します。
- 同じ医療機関でも、入院、外来、歯科はそれぞれ別に計算します。
- 同じ薬局でも処方医療機関ごとに計算します。
- 入院時の食事代や保険適用外の費用は別に自己負担となります。
- 健康保険が月の途中で変わった場合は、その月に限り自己負担額はそれぞれの健康保険ごとに分けて計算します。
申請
福祉医療制度は、受給資格があっても、申請しなければ適用となりません。該当するかたは申請してください。
申請に必要なもの
- 児童の健康保険証
- 印かん
※転入したかたは、転入前の市区町村の所得課税証明書が必要となる場合があります。
県内の医療機関で受診するとき
健康保険証と福祉医療費受給者証を一緒に窓口に提示してください。医療費の自己負担分の全額または一部を助成します。ただし、健康保険が適用にならない治療、薬の容器代、入院時の食事代などは、助成の対象となりません。
県外の医療機関を受診した場合など
次の場合は、医療機関等でいったん自己負担分を支払い、後日担当窓口に申請することで保険診療の自己負担額が払い戻しされます。ただし、健康保険が適用にならない治療、薬の容器代、入院時の食事代などは、助成の対象となりません。
- 県外の医療機関を受診したとき
- やむを得ない理由で福祉医療費受給者証を持たずに医療機関を受診したとき
- 医療用装具(コルセット等)を作成したとき
- 訪問看護を受けたとき
- 未熟児養育医療などの公費負担医療制度の自己負担分を支払ったとき
※申請手続きは福祉医療費の支給申請をご覧ください。
予防接種や健診を受けるとき
予防接種や健診は、健康保険が適用になりませんので、福祉医療の助成の対象となりません。
健康保険証および住所などが変わったとき
健康保険証や住所、氏名などが変わったときは、内容を変更しますので、健康保険証と福祉医療費受給者証を持参し、届出してください。
更新について
毎年8月1日で自動更新となります。中学校卒業までの毎年の更新時に父母の所得等の確認をさせていただき、引き続き対象となるかたには、毎年7月下旬頃に新しい受給者証をお送りします。
申請場所
大館市市民部保険課 医療給付係
〒017-8555
秋田県大館市字中城20番地
TEL:0186-43-7046
比内総合支所 市民生活係
〒018-5792
秋田県大館市比内町扇田字新大堤下93番地6
TEL:0186-43-7094
田代総合支所 市民生活係
〒018-3595
秋田県大館市早口字上野43番地1
TEL:0186-43-7099