市は、令和3年2月16日の記者会見で、2050年までに二酸化炭素実質排出ゼロの実現に取り組むことを宣言しました。
近年、地球温暖化が原因とみられる気候変動の影響により、世界中で異常気象が発生し、自然災害が頻発、激甚化しています。
2015年に合意されたパリ協定では「産業革命前から平均気温上昇の幅を2度未満とする」目標が国際的に広く共有されたことに加え、2018年に公表されたIPCC(国連の気候変動に関する政府間パネル)の特別報告では「気温上昇を2度よりリスクの低い1.5度に抑えるためには、2050年までに二酸化炭素の実質排出量をゼロにすることが必要」とされ、この目標達成に向けた取り組みが不可欠であることから、国際社会の一員として「ゼロカーボンシティ」を宣言したものです。
宣言文は下記からご覧ください。
宣言文 [PDF:282KB]
ゼロカーボンシティとは
企業や家庭から出る二酸化炭素などの温室効果ガスを減らし、森林による吸収分などと相殺して実質的な排出量をゼロにすることをゼロカーボンといいます(カーボンニュートラルともいわれます)。
環境省では、2050年までにゼロカーボンを目指す地方自治体を「ゼロカーボンシティ」とし、国内外に発信しています。
※大館市は県内初、全国で263番目に宣言しました。