稲作の他、ビールの原料となるホップや「畑のキャビア」と呼ばれるとんぶりなど特徴的な作物が多く生産されており、なにより日本三大地鶏である「比内地鶏」の有数の産地でもあります。 比内エリア北部にある扇田はスーパーや道の駅、市立病院があるなど、コンパクトながらまとまりのある市街地となっており便利です。
比内のシンボル
大館エリアから比内エリアに近づくと、田んぼの中に木が生い茂った特徴的な山が見えてきます。それが、「達子森(たっこもり)」です。名前に森とありますが立派な山(標高207メートル)で、ウォーキングコースも整備されています。 山頂には薬師神社があり、毎年旧4月8日の例祭ではイタコの口寄せも行われるということで、神聖な山として比内エリアに住む方々のシンボルとなっています。

日本三大地鶏
「比内地鶏」は天然記念物として指定されている「比内鶏」を食用に品種改良したもので、歯ごたえのある食感やそのがらからつくるスープは絶品で、大館の名物であるきりたんぽ鍋を作る際には欠かせません。 毎年1月には比内地鶏の一大イベント「比内とりの市」が催され、訪れた多くの方々が比内地鶏を使った様々な料理に舌鼓を打ちます。