定期予防接種

五種混合予防接種について

 令和6年4月1日より、これまでの四種混合ワクチンとヒブワクチンが一つになった【五種混合ワクチン】が定期接種になりました。
 すでに、四種混合ワクチンとヒブワクチンを接種しているかたは、引き続き同じワクチンで残りの回数を接種してください。



ロタウイルス感染症
ヒブ(インフルエンザ菌b型)
小児用肺炎球菌
B型肝炎
ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ(五種混合・四種混合)
不活化ポリオ
BCG
麻しん風しん
水痘(水ぼうそう)
日本脳炎
ジフテリア・破傷風(二種混合)
ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)

定期予防接種

予防接種の受け方

定期予防接種は、全て医療機関での個別接種方式で実施します。接種費用は無料です。

実施医療機関(実施曜日・接種時間)  [PDF:389KB]

申込方法

    • 予約が必要です。希望日の3日前までに希望する医療機関へ電話などで予約してください。
    • 大館市立総合病院小児科の予約は、毎週月曜日15時~17時です。病院ホームページからの予約もできます。
    • 山内耳鼻咽喉科は予約不要です。

持参するもの

母子健康手帳・バスタオル・健康保険証・委任状(保護者以外が同伴する場合)

注意事項

    • 予防接種を受ける子どもの日頃の健康状態をよく知っている保護者が連れて行きましょう。やむを得ず保護者以外(祖父母など)が同伴する場合は、 【予防接種委任状】[PDF:78KB]が必要ですので、事前に記入し、接種日に持参してください。委任状がない場合は、接種を受けられません。
    • 予防接種は体調の良いときに受けましょう。病後に予防接種を受ける場合は、麻しん・風しん・水痘・おたふくかぜなどは治癒後4週間程度、突発性発疹・手足口病・伝染性紅斑などは治癒後2週間程度間隔を空ける必要があります。予防接種を受ける1か月以内に病気にかかったかたや、病気治療中のかたは主治医に相談しましょう。
    • 予防接種を受ける前に「母子健康手帳」や「予防接種と子どもの健康」をよく読んでください。
    • 予診票は医療機関、健康課にあります。

大館市以外で予防接種を希望される場合

  • 秋田県内の他市町村で接種を希望の場合は希望する医療機関を決めて、健康課へ電話でご相談ください。
  • やむを得ない事情で秋田県以外で接種を希望する場合は、事前に手続きが必要です。手続きや接種料金の助成についてご案内しますので、健康課へご相談ください。

その他

  • 長期に療養が必要な疾患にかかった等で、予防接種の機会を逃した場合は、主治医または健康課にご相談ください。
  • 大館市以外に住所があるかたは、住所地の市町村にお問い合わせください。

ロタウイルス感染症

対象者及び接種の仕方

ロタウイルスワクチンは2種類あり、初回にどちらか1種類のワクチンを選び、接種します。初回に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを2回目以降も接種します。

対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
 ロタリックス
(1価)
出生6週0日後~24週0日後まで
(標準として初回接種は、生後2か月~出生14週6日後まで)
27日以上の間隔で2回接種
(経口接種)
 ロタテック
(5価)
出生6週0日後~32週0日後まで
(標準として初回接種は、生後2か月~出生14週6日後まで)
27日以上の間隔で3回投与

注意事項

  • 初回接種を出生15週0日後以降に受けることは、お勧めしていません。

接種前にこちらをご覧ください

【ロタウイルス感染症予防接種のお知らせ】 [PDF:375KB]

ヒブ(インフルエンザ菌b型)

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所があるかた):生後2か月から60か月に至るまで(標準として生後2か月から7か月に至るまでに接種開始)

接種開始年齢 接種の仕方
生後2か月から
7か月に至るまで
初回:27日以上の間隔で3回接種
   (標準として27日~56日の間隔)
追加:初回接種終了後7か月以上おいて1回接種
   (標準として7か月~13か月おく)
生後7か月から
12か月に至るまで
初回:27日以上の間隔で2回接種
   (標準として27日~56日の間隔)
追加:初回接種終了後7か月以上おいて1回接種
   (標準として7か月~13か月おく)
生後12か月から
60か月に至るまで
1回接種

接種前にこちらをご覧ください

【ヒブ(インフルエンザ菌b型)予防接種のお知らせ】 [PDF:102KB]

小児用肺炎球菌

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所があるかた):生後2か月から60か月に至るまで(標準として生後2か月から7か月に至るまでに接種開始)

接種開始年齢 接種の仕方
生後2か月から
7か月に至るまで
初回:27日以上間隔をおいて3回接種
   (標準として生後12か月までに完了)
追加:初回接種終了後、生後12か月以降に、60日以上の
   間隔をおいて1回接種
   (標準として生後12か月~15か月の間)
生後7か月から
12か月に至るまで
初回:27日以上間隔をおいて2回接種
   (標準として生後12か月までに)
追加:初回接種終了後、生後12か月以降に、60日以上の
   間隔をおいて1回接種
生後12か月から
24か月に至るまで
60日以上の間隔をあけて2回接種
生後24か月から
60か月に至るまで
1回接種

接種前にこちらをご覧ください

【小児用肺炎球菌予防接種のお知らせ】 [PDF:141KB]

B型肝炎

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
1歳に至るまで
(標準として生後2か月~9か月に至るまで)
27日以上の間隔で2回接種、
更に、1回目の接種から139日以上の間隔をおいて1回接種

注意事項

  • 母子感染予防のために抗HBs人免疫グロブリンと併用してB型肝炎ワクチンの接種を受ける場合は、健康保険が適用されるため、定期予防接種の対象となりません。

接種前にこちらをご覧ください

【B型肝炎予防接種のお知らせ】 [PDF:29KB]

ジフテリア・百日せき・破傷風・不活化ポリオ・ヒブ(五種混合・四種混合)

対象者及び接種の仕方

令和6年4月1日以降に接種を開始するかたは、原則五種混合ワクチンでの接種になります。
(すでに、四種混合ワクチンとヒブワクチンで接種を開始しているかたは、引き続き同じワクチンで残りの回数を接種してください。)

対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
1期初回 生後2か月~90か月に至るまで
(標準として生後3か月~12か月)
20日以上の間隔をおいて3回接種
(標準として20日~56日の間隔)
1期追加 生後90か月に至るまで 1期初回終了後、6か月以上おいて1回接種
(標準として12か月~18か月おいて)

接種の前にこちらをご覧ください

BCG

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所のあるかた) 接種の仕方
1歳に至るまで
(標準として生後5か月~8か月)
1回接種
  • 4か月児健診と同時に接種を希望するかたは、健診を受診する小児科に予約時にご相談ください。

接種の前にご覧ください

【BCG予防接種のお知らせ】 [PDF:28KB]

麻しん風しん

対象者及び接種の仕方

令和3年度対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
1期 生後12か月~24か月に至るまで 1回接種
2期 小学校入学前1年間
(平成30年4月2日~平成31年4月1日生)
1回接種

※1期は1歳になったら早めに接種してください。
※2期は4~6月の早い時期に接種してください。
※麻しんまたは風しんにかかったかたは、かかっていないもう一方の予防接種を受けることもできます。詳しくは健康課へお問い合わせください。

接種の前にご覧ください

【麻しん風しん予防接種1期・2期のお知らせ】 [PDF:28KB]

水痘(水ぼうそう)

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所のあるかた) 接種の仕方
生後12か月~36か月に至るまで
(標準として生後12か月~15か月)
3か月以上の間隔をおいて2回接種
(標準として6か月~12か月の間隔をおいて)

注意事項

  • すでに水痘(水ぼうそう)にかかったことのあるかたは定期接種の対象となりません。
  • 1回目の接種日に生後36か月未満のかたでも、2回目の接種日が生後36か月を過ぎた場合は、2回目は定期接種となりませんのでご注意ください。

接種の前にご覧ください

【水痘予防接種のお知らせ】 [PDF:26KB]

日本脳炎

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
1期初回 生後6か月~生後90か月に至るまで
(標準として3歳児)
6日以上の間隔で2回接種
(標準として6日~28日までの間隔)
1期追加 生後90か月に至るまで
(標準として4歳児)
1期初回終了後、6か月以上おいて1回接種
(標準としておおむね1年おいて)
2期 9歳~13歳未満
(標準として9歳児)
1期追加接種から4年~5年後に1回接種

日本脳炎予防接種の接種時期が緩和されました。(平成23年5月20日改正)

 日本脳炎予防接種は、予防接種後に重い病気になった事例をきっかけに、平成17年度から21年度まで接種を控えてましたが、現在は新しいワクチンが開発され、これまで通り受けられるようになっています。この間に接種を受けられなかったかたが接種できるようになりました。

特例対象者(大館市に住所があるかた)

対象者及び接種の仕方
生年月日 特例期間 接種の仕方
平成7年4月2日~
平成19年4月1日
20歳未満 1期・2期の計4回の接種が終わっていない場合、20歳までの間に残りの回数を定期接種できます。

 ※接種間隔については健康課または医療機関にご相談ください。

ジフテリア・破傷風(二種混合)

対象者及び接種の仕方

対象者(市内に住所があるかた) 接種の仕方
11歳~13歳未満 乳児期に受けたジフテリア・百日せき・破傷風(三種混合)予防接種の追加接種として1回接種

※小学6年生全員に学校から「予防接種のお知らせ」と「予診票」が配布されます。ただし、乳児期に受けたジフテリア・百日せき・破傷風の追加接種として、すでに、対象年齢内に接種したかたは必要ありません。

接種の前にご覧ください

【ジフテリア・破傷風(二種混合)予防接種のお知らせ】 [PDF:28KB]

ヒトパピローマウイルス(HPV)<子宮頸がん>

 令和5年4月より、定期接種として受けられるワクチンの種類が増えました。
    厚生労働省ホームページや厚労省作成の下記リーフレットを読み、ワクチンの有効性と副反応などのリスクを理解したうえで受けるようにしてください。

  9価ワクチンのお知らせ(定期接種)[PDF:604KB]

 厚労省ホームページ「ヒトパピローマウイルス感染症~子宮頸がんとHPVワクチン」(外部リンク)

<HPVワクチン接種の対象年齢のお子様およびその保護者のかた向けリーフレット>

【小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)】 [PDF:2782KB]
【小学校6年~高校1年相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)】 [PDF:3667KB]

対象者

小学6年生から高校1年生相当の女子

ワクチンの種類

サーバリックス®

 主に子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)16型と18型の二つの型の感染や、前がん病変の発症を予防する効果が示されています。

ガーダシル®

 ヒトパピローマウイルス(HPV)16型と18型に加えて、尖圭コンジローマの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)6型と11型の感染を予防する効果が示されています。

シルガード®9

 9種類のヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐワクチンで、その中でも子宮頸がんの原因の80%~90%を占める7種類のHPV(16型、18型、31型、33型、45型、52型、58型)の感染を予防することができます。

接種の仕方

 3種類のワクチンから、一つのワクチンを選択し、原則として同じワクチンを規定の回数接種します(筋肉注射)。
 ※過去にHPVワクチンの接種歴のあるかたは、同じ種類のワクチンで残りの回数を接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中からシルガード®9に変更し、残りの接種を完了することも可能です。
 (サーバリックス®またはガーダシル®を接種した後に、シルガード®9を接種することに対する効果やリスクについて、科学的知見は限定されています)

  ワクチンの種類 接 種 間 隔
サーバリックス® 標準的な接種間隔 1回目から1カ月後に2回目を接種し、3回目は1回目から6カ月後に接種
標準的な間隔をとることができない場合 1回目接種から1カ月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目は1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて接種
ガーダシル® 標準的な接種間隔 1回目から2カ月後に2回目を接種し、3回目は1回目から6カ月後に接種
標準的な間隔をとることができない場合 1回目の接種から1カ月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目は2回目の接種から3カ月以上の間隔をおいて接種
ワクチンの種類 接 種 間 隔
シルガード®9 15歳になるまでに1回目の接種を受ける場合

(一般的なスケジュール)
1回目から6カ月後に2回目を接種(2回接種で完了)
上記の間隔がとれない場合、1回目と2回目は少なくとも5か月以上あける

※ただし、2回目との間隔が5か月未満である場合は、3回目の接種が必要

15歳以降に1回目の接種を受ける場合 (一般的なスケジュール)
1回目から2カ月後に2回目を接種し、3回目は1回目から6カ月後に接種
上記の間隔がとれない場合、2回目は1回目から1か月以上あける、3回目は2回目から3か月以上あける

接種の前にご覧ください

【ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)予防接種のお知らせ】 [PDF:102KB]

【小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(詳細版)】 [PDF:3667KB]

【HPVワクチンを受けたお子様と保護者の方へ 】 [PDF:1301KB]

【小学校6年生~高校1年生相当の女の子と保護者の方へ大切なお知らせ(概要版)】 [PDF:2782KB]

ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンキャッチアップ接種

 平成25年から令和3年に、HPVワクチンの接種を個別にお勧めする取り組みが差し控えられていた間に、定期接種の対象でワクチン接種を逃したかたに公平な接種機会を確保する観点から、改めて接種の機会を提供するため、キャッチアップ接種を行います。

 公費による接種は、令和7年3月31日までです。
 接種は合計3回で、接種完了までに約6か月かかるため、接種を希望するかたは早めの接種をご検討ください。

 令和5年4月より、キャッチアップ接種として受けられるワクチンが増えました。
 厚労省ホームページや厚労省発行のリーフレットで予防接種の効果やリスク(副反応)などについて理解したうえで接種してください。

  9価ワクチンのお知らせ(キャッチアップ接種)[PDF:492KB]

 厚労省ホームページ「ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチンの接種を逃した方へ」(外部リンク)

   厚労省発行リーフレット [PDF:2197KB] 「HPVワクチンの接種を逃した方に接種の機会をご提供します」

対象者

 次のすべてに該当するかた

 ・平成9年4月2日から平成20年4月1日までの間に生まれた女性

 ・過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない

接種の仕方

 接種回数:3回接種 筋肉注射

 3種類のワクチンから、一つのワクチンを選択し、原則同じワクチンを3回接種します。

 ※過去にHPVワクチンの接種歴のあるかたは、同じ種類のワクチンで残りの回数を接種することをお勧めしますが、医師と相談のうえ、途中からシルガード®9に変更し、残りの接種を完了することも可能です。
 (サーバリックス®またはガーダシル®を接種した後に、シルガード®9を接種することに対する効果やリスクについて、科学的知見は限定されています)

  ワクチンの種類                      接 種 間 隔
サーバリックス® 標準的な接種間隔 1回目から1カ月後に2回目を接種し、3回目は1回目から6カ月後に接種
標準的な間隔をとることができない場合 1回目接種から1カ月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目は1回目の接種から5カ月以上、かつ2回目の接種から2カ月半以上の間隔をおいて接種
ガーダシル®
シルガード®9
標準的な接種間隔 1回目から2カ月後に2回目を接種し、3回目は1回目から6カ月後に接種
標準的な間隔をとることができない場合 1回目の接種から1カ月以上の間隔をおいて2回目を接種し、3回目は2回目の接種から3カ月以上の間隔をおいて接種

これまでに自費でHPVワクチンを接種したかたへ

 次のすべてに該当するかたは、自費で接種したHPVワクチンの接種費用を全部または一部を払い戻します。
 該当するかたは、健康課健康企画係へお問い合わせください。

 ・令和4年4月1日時点で大館市に住所を有するかた

 ・平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女性

 ・定期接種年齢(小学6年~高校1年相当)を過ぎてから令和4年3月31日までの間に日本国内でサーバリックス(2価)またはガーダシル(4価)のHPVワクチンの任意接種を受け、実費負担した

 ・償還払いを受けようとする接種回数分について、キャッチアップ接種を受けていない

(市内に住所があるかた)